鉄仮面の自衛官ドクターは男嫌いの契約妻にだけ激甘になる【自衛官シリーズ】
私に対して不満があったようだったのに、ずっとなにも言ってこなかったのは彼の絶縁宣言が効いたのだろうか。
「そのふさわしい女性とやらの話のタイミングで亜香里が現れたから、もしかしたら彼女にも声をかけたんじゃないかと。彼女は医学部でも成績優秀者として有名だったからな。常に優秀な医者を引き抜こうとしている両親の目にも留まっていたはずだ」
「たしかに亜香里さんは悠生さんのご両親の話をしていました。私が結婚する以前から、結婚相手として連絡をもらっていたそうです。……それを聞いて、私と違って彼女はご両親に認められたんだなと……胸が痛くなりました」
険しい顔をした悠生さんが、再度息を吐いた。
「そのふさわしい女性とやらの話のタイミングで亜香里が現れたから、もしかしたら彼女にも声をかけたんじゃないかと。彼女は医学部でも成績優秀者として有名だったからな。常に優秀な医者を引き抜こうとしている両親の目にも留まっていたはずだ」
「たしかに亜香里さんは悠生さんのご両親の話をしていました。私が結婚する以前から、結婚相手として連絡をもらっていたそうです。……それを聞いて、私と違って彼女はご両親に認められたんだなと……胸が痛くなりました」
険しい顔をした悠生さんが、再度息を吐いた。