憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
三十セットに気を取られていたがもっと重大問題があったのを思い出し、みるみる血の気がひいていく。
「どうした?」
急に狼狽えだした私を見て、龍志は怪訝そうだ。
「その。
……機密漏洩をやらかしてくれました」
「マジか」
彼の目がレンズの大きさに迫らんばかりに見開かれる。
「なあ、嘘だと言ってくれ」
なかなかの慌てぶりに、龍志も動揺したりするんだと妙な感心をしていたが、そんな場合ではない。
「友達に発売前のうちの新商品をあげると話したらしいです」
「嘘だろ、おい」
彼が信じたくない理由もよくわかる。
これはそれだけのやらかし案件なのだ。
「そんな契約違反やっておいて、商品三十セット要求?
どうやったらそんな考えになるのか教えてくれ」
完全に龍志は頭を抱えてしまったが、私もどうやったらそうなるのか聞きたいところだ。
「とりあえず報告書、作ってくれ。
俺は上に報告する」
「わかりました」
一緒に立ち上がり、部署に戻る。
龍志はこれからの段取り等ブツブツ言っていた。
「どうした?」
急に狼狽えだした私を見て、龍志は怪訝そうだ。
「その。
……機密漏洩をやらかしてくれました」
「マジか」
彼の目がレンズの大きさに迫らんばかりに見開かれる。
「なあ、嘘だと言ってくれ」
なかなかの慌てぶりに、龍志も動揺したりするんだと妙な感心をしていたが、そんな場合ではない。
「友達に発売前のうちの新商品をあげると話したらしいです」
「嘘だろ、おい」
彼が信じたくない理由もよくわかる。
これはそれだけのやらかし案件なのだ。
「そんな契約違反やっておいて、商品三十セット要求?
どうやったらそんな考えになるのか教えてくれ」
完全に龍志は頭を抱えてしまったが、私もどうやったらそうなるのか聞きたいところだ。
「とりあえず報告書、作ってくれ。
俺は上に報告する」
「わかりました」
一緒に立ち上がり、部署に戻る。
龍志はこれからの段取り等ブツブツ言っていた。