憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
これで配信も終わりだと思ったものの。
「最後に」
「えっ?」
COCOKAさんの腕が伸びてきて、私を引っ張る。
「私の担当の井ノ上さんだよ」
挨拶しろとCOCOKAさんが肘で私をつつく。
「あっ、KAGETSUDOUの井ノ上です」
慌てて営業スマイルでカメラに向かって挨拶した私の肩を、ぐいっと彼女は抱き寄せた。
「ここ最近、私がまともになってきたと気づいてる人も多いと思うけど、全部、井ノ上さんのおかげなんだ。
井ノ上さんにはもう、感謝してもしきれない。
だからみんな、KAGETSUDOUさんの新商品、買ってねー」
手を振れと背中をつつかれ、引き攣った笑顔で彼女にあわせて手を振ったところで配信は終わった。
「COCOKAさん!」
「もしかして顔出し、NGでした……?」
私が抗議の声を上げ、みるみる彼女が萎れていって悪いことをした気になる。
「七星お姉さま、私にとってとても大事な人なので、みんなに紹介したくて……」
うっすらと彼女が目に涙を浮かべ、つい諦めたようにため息をついていた。
「今度からひと言、相談してからにしてくださいね」
「はいっ!」
「最後に」
「えっ?」
COCOKAさんの腕が伸びてきて、私を引っ張る。
「私の担当の井ノ上さんだよ」
挨拶しろとCOCOKAさんが肘で私をつつく。
「あっ、KAGETSUDOUの井ノ上です」
慌てて営業スマイルでカメラに向かって挨拶した私の肩を、ぐいっと彼女は抱き寄せた。
「ここ最近、私がまともになってきたと気づいてる人も多いと思うけど、全部、井ノ上さんのおかげなんだ。
井ノ上さんにはもう、感謝してもしきれない。
だからみんな、KAGETSUDOUさんの新商品、買ってねー」
手を振れと背中をつつかれ、引き攣った笑顔で彼女にあわせて手を振ったところで配信は終わった。
「COCOKAさん!」
「もしかして顔出し、NGでした……?」
私が抗議の声を上げ、みるみる彼女が萎れていって悪いことをした気になる。
「七星お姉さま、私にとってとても大事な人なので、みんなに紹介したくて……」
うっすらと彼女が目に涙を浮かべ、つい諦めたようにため息をついていた。
「今度からひと言、相談してからにしてくださいね」
「はいっ!」