憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
実際の俺を見ても七星は態度を変えなかった。
それどころか俺を好きになってくれた。
もう、昔のコンプレックスなんて捨ててしまってもいいんだろうか。

「まあ、うん」

COCOKAさんとのトークルームに【公認する。これからよろしく】と打ち込んで送る。
すぐに既読がついた。

【公認ありがとうございます!
こちらこそ、これからよろしくお願いします!】

ハイテンションな返信に苦笑いしながらも、すぐに真顔になった。
俺が七星と別れたあと、彼女たちはきっと落胆し、俺を責めるだろう。
でも、それでいい。
それでいいからそのときは、七星を頼む。
そのための、公認だ。
俺たちの幸せを見守りたい彼女たちの気持ちを踏みにじるのは申し訳ないし、許してくれとはいわない。
ただ、そのときは俺の代わりに七星の悲しみを少しでも和らげてやってくれ――。
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