憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
それにふたりが楽しそうに、自分のために選んでくれるのがなによりも嬉しかった。

「そう言ってもらえると助かります。
あ、ここでの払いは私たちがさせてもらいますので!」

COCOKAさんの申し出に同意だと由姫ちゃんがうんうんと頷く。

「いいよ。
それより、さ。
お願いがあるんだけど……」

私の頼みを聞いて、ふたりは目を輝かせた。

昼食のあとはなにやら怪しげなお店に連れてこられた。
ここで本日のメインともいえる下着を買うらしいが。

「ねえ」

「はい」

私に声をかけられ、真剣に下着を選んでいたふたりが振り返る。

「本当にこんなの、着るの?」

「はい、そうですが?」

彼女たちはなに当たり前のことを聞いているんだといった感じだが、……ねえ。
そのお店に並んでいるのは極端に布の面積が少なかったり、ほぼ紐だったり、大事なところがまったく隠せないように……というよりも大事なところを見せるようになっていたりする下着だった。
これを、着る?
いやいや、ありえない。

「もうこれって、なにも着てないのも同然……」

「なにを言います」

どどん!とふたりの顔が迫ってきて背中が仰け反った。

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