憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
「そうだよ。
私も龍志が来るって知ってたら、車で来て由姫ちゃんたちも送ってって頼んでたと思うし」

「ううっ、おふたりの優しさが身に染みます……」

そこまで?
というかほんと、ふたりにとって私たちはいったい、どういう立ち位置なんだろう?
いまだに理解ができない。

「今日は七星の買い物に付き合ってくれてありがとう」

各々頼んだ飲み物が来て、軽く乾杯。

「えっ、付き合うなんてそんな!
私たちのほうが楽しませていただきました!」

龍志の言葉にふたりが慌てて反論する。
うん。
私はもう、ほぼそこにいてふたりの指示に従ってるだけだったもんね。

「私も楽しかったし、おかげでいい買い物ができたよ。
ほんとにありがとう」

「いや、そんな……」

私が頭を下げるとなぜがCOCOKAさんと由姫ちゃんは赤くなってもじもじとしだしたが、なんで?

そのうち料理が出てきて、わいわい食べる。

「おふたりはいつ、結婚するんですか?」

「うぐっ」

COCOKAさんにずばっと痛いところを突かれ、食べていたサラダのレタスが変なところに入った。

「ごほっ、ごほっごほっ」

「大丈夫ですか!?」

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