憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
「はい、もちろんです」
私はきっと世界一、幸せな花嫁だ。
「滅茶苦茶綺麗だ……」
支度の調った私の頬に触れ、うっとりと龍志が眼鏡の向こうで目を細める。
ドレスはオフショルダーでAラインのものにした。
装飾はほとんどなくシンプルなものだが、そこが反対にいい。
「七星のウェディングドレス姿が拝めるなんて思ってもいなかった」
「大げさですよ」
そう言いながらも浮かんでくる涙を堪えるのに必死だった。
私も花嫁姿で龍志の隣に立てるなんて思わなかった。
「龍志も凄く、格好いいですね」
「そうか?
ありがとう」
今日の彼はオーソドックスな黒タキシード姿だ。
けれどそれが、反対に彼のスタイルのよさを引き立てる。
スーツ姿なんて見慣れているはずなのに、ときめいた。
準備が終わり、チャペルへ入る。
ふたりだけなので参列者はいないが、司祭様はいる。
祭壇の前にふたり並び、結婚式が始まる。
「夫、龍志は、七星を妻とし、永遠に愛することを誓いますか」
「はい。
誓います」
真っ直ぐに前を見て、迷うことなく彼が宣誓する。
私たちはそれこそ、死がふたりを分かつときまで一緒にはいられない。
私はきっと世界一、幸せな花嫁だ。
「滅茶苦茶綺麗だ……」
支度の調った私の頬に触れ、うっとりと龍志が眼鏡の向こうで目を細める。
ドレスはオフショルダーでAラインのものにした。
装飾はほとんどなくシンプルなものだが、そこが反対にいい。
「七星のウェディングドレス姿が拝めるなんて思ってもいなかった」
「大げさですよ」
そう言いながらも浮かんでくる涙を堪えるのに必死だった。
私も花嫁姿で龍志の隣に立てるなんて思わなかった。
「龍志も凄く、格好いいですね」
「そうか?
ありがとう」
今日の彼はオーソドックスな黒タキシード姿だ。
けれどそれが、反対に彼のスタイルのよさを引き立てる。
スーツ姿なんて見慣れているはずなのに、ときめいた。
準備が終わり、チャペルへ入る。
ふたりだけなので参列者はいないが、司祭様はいる。
祭壇の前にふたり並び、結婚式が始まる。
「夫、龍志は、七星を妻とし、永遠に愛することを誓いますか」
「はい。
誓います」
真っ直ぐに前を見て、迷うことなく彼が宣誓する。
私たちはそれこそ、死がふたりを分かつときまで一緒にはいられない。