憧れの上司は実は猫かぶり!?~ウブな部下は俺様御曹司に溺愛される~
……それでも。
「妻、七星は、龍志を夫とし、永遠に愛することを誓いますか」
「はい。
誓います」
身体は一緒にいられなくても、心はきっと永遠に一緒だ。
そう、信じて神に愛を誓う。
「指環の交換を」
係の人がリングピローにのせて差し出してきた指環は、先ほど預けたペアのリングと違っていた。
思わず龍志の顔を見上げる。
「……やっぱり、さ」
龍志が右手で指環を取り、私に左手を差し出してくる。
「ちゃんとした結婚指環を七星に渡したくて」
迷いながらのせた、私の左手の薬指に、彼は指環を嵌めた。
私もリングピローから指環を取り、同じように彼の左手薬指に嵌める。
「では、誓いのキスを」
龍志の手が私のベールを上げる。
「一生、七星だけを愛してる……」
龍志の顔が近づいてきて、唇が重なった。
嬉しいのに、あと一年もすれば彼は私の元からいなくなるのだと思うと悲しくなってくる。
唇が離れ、目のあった彼はこんなときだというのに悲しげに眼鏡の下で眉を下げた。
「ごめんな、こんな俺が夫で」
ぎゅっと抱きしめられ、とうとう堪えきれなくなった涙が転がり落ちていく。
「妻、七星は、龍志を夫とし、永遠に愛することを誓いますか」
「はい。
誓います」
身体は一緒にいられなくても、心はきっと永遠に一緒だ。
そう、信じて神に愛を誓う。
「指環の交換を」
係の人がリングピローにのせて差し出してきた指環は、先ほど預けたペアのリングと違っていた。
思わず龍志の顔を見上げる。
「……やっぱり、さ」
龍志が右手で指環を取り、私に左手を差し出してくる。
「ちゃんとした結婚指環を七星に渡したくて」
迷いながらのせた、私の左手の薬指に、彼は指環を嵌めた。
私もリングピローから指環を取り、同じように彼の左手薬指に嵌める。
「では、誓いのキスを」
龍志の手が私のベールを上げる。
「一生、七星だけを愛してる……」
龍志の顔が近づいてきて、唇が重なった。
嬉しいのに、あと一年もすれば彼は私の元からいなくなるのだと思うと悲しくなってくる。
唇が離れ、目のあった彼はこんなときだというのに悲しげに眼鏡の下で眉を下げた。
「ごめんな、こんな俺が夫で」
ぎゅっと抱きしめられ、とうとう堪えきれなくなった涙が転がり落ちていく。