あきれるくらいそばにいて
痛みがマシになったとはいえ、まだまだ痛くて動くのが大変だった。
まず、痛すぎてベッドから起き上がるのに時間がかかる。
看護士さんには、「出来るだけ身体を動かしてね。」と言われたけど、痛すぎて動けない。
そして、痛みとの闘いでスマホの存在をすっかり忘れていたが、術後2日目にスマホを見てみると、未来からLINEが届いていた。
{ 葉月、無事に手術は終わったかな?術後は動くのが大変だと思うけど、あまり無理しないでね。)
未来からのLINEは、手術当日の夕方に届いていた。
それ以降は、何も送られてきていない。
わたしに返信する余裕がないのを分かっていて、返信を待っているのかもしれない。
わたしは「手術は無事に終わったよ。術後の痛みでなかなか返信出来なかった。まだ痛いけど、やっと少し動けるようになったよ。」と返信をした。
それからわたしは、毎日未来とLINEをした。
未来とLINEをすることだけが、入院中のわたしの楽しみだった。
術後1週間が経つと、シャワーが許され、前屈みになり何とか痛みに耐えながら、ゆっくり歩いてシャワーを浴びに行った。
久しぶりのシャワーは最高だった。
そして、やっと退院当日の朝。
最終的な診察があり、特に問題なく無事に退院が決まった。
退院日は、平日だった為、未来が仕事を早退して迎えに来てくれた。