あきれるくらいそばにいて
わたしたちは愛し合い終わってから、未来の腕枕で幸せの余韻に浸っていた。
「未来、ありがとう。凄く幸せだったよ。」
「ううん、こちらこそだよ。俺も凄く幸せだった。ただ、、、俺、早すぎたよな。葉月の中が気持ち良すぎてさぁ、、、情けねぇ〜!」
未来はそう言って、わたしを抱きしめた。
わたしは未来の言葉に笑うと、相手が未来で良かったと思った。
相手が未来じゃなかったら、乗り越えられなかったかもしれない。
いつまでも父親から植え付けられた恐怖と共に生きていけなかったかもしれない。
でも、わたしは打ち勝ったんだ。
もう怖くない。
わたしは、「次は、もうちょっと我慢出来るように鍛えとくわ!」と言う未来の言葉に笑いながら、「どうやって鍛えるの?まさか浮気するつもり?!」と言って、未来の首根っこを掴んだ。
「浮気なんてするわけないだろ?俺には葉月しか居ないんだから!」
未来はそう言って、わたしの唇にキスをした。
そして、わたしたちは幸せの余韻に浸ったまま眠りについた。
わたしは未来が愛おしくて愛おしくて、そばを離れたくなくて、抱きついたまま眠り、そして早朝に二人で目を覚ました時、お互い何の言葉もいらない本能のままにキスから始まり、身体を重ねた。
愛する人と一つになる喜びを知ったわたしは、"女で良かった"そう思えるようになっていた。