君と出会ったあの日から

ポピー

ある日の朝礼で校長からの表彰があった。
早くおわんないかなーと思っていたとき。
「全国作文コンクール優秀賞三年二組白野瑠希」
「はい。」
「題名「フラワーコーディネーターへの道」おめでとうございます。」
「ありがとうございます」
彼はフラワーコーディネーターになりたいだ。
だから花屋で働いてるんだ。
彼のことはまだまだ知らないことばかりだ。

「愛は委員会どうするの?」
「私は給食委員会とかおもしろそう!百合は?」
多分彼は栽培委員会だろうな。
私はどうしよう。栽培委員入るべき?
「まだ決まってないけど余ったやつでいいかな」
「でも栽培委員会とか百合やってそう」
私が?先輩と一緒に?なんでだろう
「なんで?」 
「イメージ。百合って名前だしね!」
「じゃあ栽培委員やってみよっかな」
私は栽培委員に入って彼への気持ちを確かめることにした。

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