迎えにきた強面消防士は双子とママに溺愛がダダ漏れです
診断結果は予想通り風邪で、栄養注射を打ってもらい、抗生剤を処方された。待合室に戻ると男性の姿はなく、何故か肩透かしを食らったような気持ちになっているとすぐに呼び出しがあって会計を済ませる。
キャリーカートを持って外へ出ると、温かな日差しが降り注いでいて目を細めた。
いい天気でよかった。風も吹いていないし散歩日和でムウも寒くないはず。
帰ろうと一歩踏み出したところで病院の扉が開いた。反射的に振り向き、出てきた人物に驚きの声を上げそうになる。
「同じタイミングだったな」
「そうみたいですね」
彼とはとにかく縁があるらしい。不思議なこともあるものだ。
「歩き?」
「はい。そちらも?」
「名乗っていなかったな。宗宮橙吾だ」
急に自己紹介をされて呆気に取られつつも、わずかな時間で自分に心を開いてくれたのを嬉しく感じる。
「小早川桃花です」
こちらも自己紹介をすると、宗宮さんは『わかった』とでも言うように小さく頷く。
キャリーカートを持って外へ出ると、温かな日差しが降り注いでいて目を細めた。
いい天気でよかった。風も吹いていないし散歩日和でムウも寒くないはず。
帰ろうと一歩踏み出したところで病院の扉が開いた。反射的に振り向き、出てきた人物に驚きの声を上げそうになる。
「同じタイミングだったな」
「そうみたいですね」
彼とはとにかく縁があるらしい。不思議なこともあるものだ。
「歩き?」
「はい。そちらも?」
「名乗っていなかったな。宗宮橙吾だ」
急に自己紹介をされて呆気に取られつつも、わずかな時間で自分に心を開いてくれたのを嬉しく感じる。
「小早川桃花です」
こちらも自己紹介をすると、宗宮さんは『わかった』とでも言うように小さく頷く。