迎えにきた強面消防士は双子とママに溺愛がダダ漏れです
「仕事にかんしてはまだ三十五だから、うちに転職してくれると助かるが、それもないだろう」
「あたり前だ」
橙吾さんがいつも威風堂々としているのは、父親の背中を見て育ったからだと納得する。父親と子どもで本当に雰囲気が似ている。
「橙吾と話をしていて、ふたりが尊敬しあっているのがわかったし、軽い気持ちで一緒にいるわけじゃないのはきちんと理解した。なにより、こんなに可愛い双子がいるのに、反対する馬鹿な親はいない」
始めは静かに語る声音のなかに重々しさが滲んでいたが、最後の方はあっけらかんとしていて呆気に取られた。
「ほら、大丈夫だっただろう」
橙吾さんが私を見上げてふっと笑う。その姿にみんなが表情を緩めたので、これまですれ違いがあったにしろ橙吾さんが家族に愛されているのが伝わった。
「あたり前だ」
橙吾さんがいつも威風堂々としているのは、父親の背中を見て育ったからだと納得する。父親と子どもで本当に雰囲気が似ている。
「橙吾と話をしていて、ふたりが尊敬しあっているのがわかったし、軽い気持ちで一緒にいるわけじゃないのはきちんと理解した。なにより、こんなに可愛い双子がいるのに、反対する馬鹿な親はいない」
始めは静かに語る声音のなかに重々しさが滲んでいたが、最後の方はあっけらかんとしていて呆気に取られた。
「ほら、大丈夫だっただろう」
橙吾さんが私を見上げてふっと笑う。その姿にみんなが表情を緩めたので、これまですれ違いがあったにしろ橙吾さんが家族に愛されているのが伝わった。