迎えにきた強面消防士は双子とママに溺愛がダダ漏れです
ゆっくりと視線を戻すと、反応して桃花さんも俺を見据える。
「私は学生の頃からもう七年、誰とも付き合っていないです。そもそも経験がほとんどないし、付き合うってどんなだっけというくらい、どうしたらいいかわからないです」
綺麗だし性格もいいので、もっと交際経験があると思っていた。
「私のダメな部分を知らないまま付き合って、すぐ別れることになったら嫌です。せっかく仲よくなれたのに……」
「人間誰しもいいところと悪いところはある。そもそも、付き合わなければなにも始まらないまま終わるけど、それとなにが違うんだ?」
率直な疑問だ。一度好きになった以上、友人としてうまくやっていけるわけがない。俺のなかで男女の友情が成立するのは、双方が一度も恋愛感情を抱いたことがない場合に限る。
桃花さんは目を見張り、それから思いを巡らせているのか空を仰いで「そっか」と呟いた。
「私は学生の頃からもう七年、誰とも付き合っていないです。そもそも経験がほとんどないし、付き合うってどんなだっけというくらい、どうしたらいいかわからないです」
綺麗だし性格もいいので、もっと交際経験があると思っていた。
「私のダメな部分を知らないまま付き合って、すぐ別れることになったら嫌です。せっかく仲よくなれたのに……」
「人間誰しもいいところと悪いところはある。そもそも、付き合わなければなにも始まらないまま終わるけど、それとなにが違うんだ?」
率直な疑問だ。一度好きになった以上、友人としてうまくやっていけるわけがない。俺のなかで男女の友情が成立するのは、双方が一度も恋愛感情を抱いたことがない場合に限る。
桃花さんは目を見張り、それから思いを巡らせているのか空を仰いで「そっか」と呟いた。