迎えにきた強面消防士は双子とママに溺愛がダダ漏れです
「お疲れさま」
玄関の扉を開けてなかへ招き入れると、ぎゅうっと力強く抱き締められた。体躯のいい橙吾さんなので、背が高い方の私でも包み込まれる幸福感がある。
「やっと会えた」
私の頭頂部に顎をのせて呟いた橙吾さんの声から、愛情がひしひしと伝わる。
先週体調を崩し咳が治まらず、橙吾さんに移したくなかったので会う予定をなしにしてもらったのだ。だから今日は二週間ぶりに顔を合わせた。
「来てくれてありがとう。早かったね」
「一秒でも早く会いたかったから、車で来た」
急いでこちらに向かう姿を想像して顔がにやける。
「今日は早いんだな。会えないと思っていたから、よかった」
一瞬どきりとしたけれど、できる限り平静を装う。
「試作品を作るつもりだったけど、すぐに帰ってきた」
「もしかして、また体調が悪い?」
相変わらず優しい。店長から打診を受けてからずっとそわそわしていた心がすっと凪いでいく。
玄関の扉を開けてなかへ招き入れると、ぎゅうっと力強く抱き締められた。体躯のいい橙吾さんなので、背が高い方の私でも包み込まれる幸福感がある。
「やっと会えた」
私の頭頂部に顎をのせて呟いた橙吾さんの声から、愛情がひしひしと伝わる。
先週体調を崩し咳が治まらず、橙吾さんに移したくなかったので会う予定をなしにしてもらったのだ。だから今日は二週間ぶりに顔を合わせた。
「来てくれてありがとう。早かったね」
「一秒でも早く会いたかったから、車で来た」
急いでこちらに向かう姿を想像して顔がにやける。
「今日は早いんだな。会えないと思っていたから、よかった」
一瞬どきりとしたけれど、できる限り平静を装う。
「試作品を作るつもりだったけど、すぐに帰ってきた」
「もしかして、また体調が悪い?」
相変わらず優しい。店長から打診を受けてからずっとそわそわしていた心がすっと凪いでいく。