幽霊姫は止まれない!
「えぇ。マンドラゴラは有毒だけど、そこをクリアすれば催淫の効果も強いからね。毒でも薬になることがあるってのは一部の界隈では有名なのよ」
本職じゃないから、なんて言っていたローザからこんなに決定的な答えが返ってくるとは思っておらず、つい目を見開いてしまう。だが彼女らしい理由に疑う余地はない。
そして彼女の説明に嫌な察しがついた。
「……オスキャル、もしこの毒草が見つかったら、どうする?」
「自生しているなら焼き払いますね。育てているとなれば、暗殺や反乱が考えられるので王城へ召喚されるかと」
「その通りだわ。聖女とローザはどう?」
「もし見つけたらすぐに衛兵へ連絡するわ。子供たちが間違って触りでもしたら大変だもの」
「私も同意見よ。毒でも薬になることはあるってわかっているけど、扱いに失敗したら大惨事だからね」
「えぇ、それが正しい対処だわ。衛兵か、騎士。ちゃんと適切な手段で排除するのが一般常識だもの」
(でも、毒草でありながら薬でもあったなら)
私はある可能性に辿り着き、ため息を吐いた。
「それって、もしかして」
聖女も同じ可能性に辿り着いたのだろう。彼女の顔色が一気に青ざめる。
本職じゃないから、なんて言っていたローザからこんなに決定的な答えが返ってくるとは思っておらず、つい目を見開いてしまう。だが彼女らしい理由に疑う余地はない。
そして彼女の説明に嫌な察しがついた。
「……オスキャル、もしこの毒草が見つかったら、どうする?」
「自生しているなら焼き払いますね。育てているとなれば、暗殺や反乱が考えられるので王城へ召喚されるかと」
「その通りだわ。聖女とローザはどう?」
「もし見つけたらすぐに衛兵へ連絡するわ。子供たちが間違って触りでもしたら大変だもの」
「私も同意見よ。毒でも薬になることはあるってわかっているけど、扱いに失敗したら大惨事だからね」
「えぇ、それが正しい対処だわ。衛兵か、騎士。ちゃんと適切な手段で排除するのが一般常識だもの」
(でも、毒草でありながら薬でもあったなら)
私はある可能性に辿り着き、ため息を吐いた。
「それって、もしかして」
聖女も同じ可能性に辿り着いたのだろう。彼女の顔色が一気に青ざめる。