わけありくんを護ります
「ふはは!全然つまらないじゃない!お前らどうなってんの?女の子にさ……もういいや、乱闘始めよ。亀井」
笑顔から一変して、鶴谷は真顔になった。
ぞくぞくとヨイヤミのメンツが中央に寄ってくる。
「……芝桜、お前の強さは分かったが、アイツの相手は俺がさせてもらうぞ」
松野くんの視線の先には──竹森くん。
元だとしても、松野くんは強瀾の総長だったんだ。十分に張り合える。
「ふーん、マツくんがバンチャンやるなら、ぼくは……りんりんの背中、任せてもらおっかな」
「え?」
「どーせ、あの2人は高みの見物でしょ?それにたまにはぼくも、男前ブンくんを見せなきゃ」
なにそれっ……でも、それなら私は前に集中していいってこと。
「ぼくの背中はお預けしちゃうから」
「おーけー」
私たちもまた中央にの方へ集まると、視線をかわしたのを合図に
強瀾vsヨイヤミの戦いが始まった──