ヴァンパイアに狙われています!〜運命は危険な出会い〜
美琴ちゃんは小学3年生の頃にモデルにスカウトされ、芸能活動を始めた。


さらに、今では声優も少しやっていたり、YouTuberとしても多くの人に知られている。


だから芸能科へ推薦状が来たのだ。


もちろん私が行けるのは普通科なので、簡単に会えるとは初めから思っていなかった。


けれど、一度でも再開できるチャンスがあるのなら…そう思って私は夢色学園に入学することを決意した。


芸能科との接点は新入生歓迎パーティー、学園祭、体育祭、三送会、合同学年集会、交流授業の計6つのイベントのみ。


私は生徒会に入っているので、もう少し多くの接点がある。


私は神様にすがる思いでここに来た。


美琴ちゃんがこの学園にそもそも入学していないという可能性もあった。


それでも、私はどうしても諦められなかった。


美琴ちゃんが最後に言ったあの言葉の意味を、行動を。


全部知りたい。


その一心が今の私を作り、動かしているのだ。


「美琴ちゃんがいますように…」


小さな声で私はつぶやいた。


この想いが、神様に届くように願って。
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