はるけき きみに  ー 彼方より -
 船長は最新式の銃を二十丁譲ろうといった。数ある中でも貴重なものだ。
 それを粘って四十丁に倍増させた。

 マシューにはある考えがあった。
 あの鹿島だ。

 紫音の父、篠沢丹波と因縁があったと聞かされている。
 だとすればいつか対峙することになるかもしれない。
 だから役に立つ武器を要求したのだ。

 事のついでに、紫音が喜びそうな西洋の菓子も抜け目なくリストに入れた。


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