クールなエリートSPは極悪か溺甘か ~買われた新妻は偽りの旦那様の執愛から逃れられない~
凜の祖父を苦しめ、凜に涙させたのが病だったために医者になる道も考えた。しかし両親に逆らう方が面倒だと悟っていた俺は警察学校に入学。
最初こそ苦労したが、祖父の背中を見て育ったために警察官という職業を誇りに思うようになっていった。
俺はメンタル面でも警察官に向いているのだと思う。
現場に出てからは自分でも成長が早いと感じたし、子どもの頃は真似事だった警察官の仕事が楽しくなった。
そんなある日、今度は俺の祖父が倒れた。病気が発覚し、祖父は無理できない体になった。
しかし、UTUMI警備保障を諦める気はないと鞭打って仕事を続ける祖父の姿に、俺の中で初めて目標というものができる。
祖父の会社を継ぐ。俺の意志は固かった。
UTUMI警備保障を畳ませようとする両親を止めるためにその意志を告げれば、両親は当然のごとく猛反対。いつかの兄と同じことをしてみてやって気づいたのが、この人たちの言いなりになることの窮屈さだ。
両親とも警察官として現役、幹部として警察内部にいるせいで勝手に辞めるわけにもいかなかった。俺の行動が周りにどれだけ迷惑をかけることになるか知れない。
だけど口に出してみれば、何を言われても揺るがなかった。
葬儀以来、凜とは会えていなかった。祖父について行ったお墓参りでも会うことはなかったし、凜に繋がるものはもう無い。
いつかまた会えたら、今度は笑顔を見たい。最後に見たのが泣き顔だったことが、ずっと凜を忘れられない所以だった。
両親との問答は平行線のまま、祖父がなんとか会社を回す状況が続いた。
最初こそ苦労したが、祖父の背中を見て育ったために警察官という職業を誇りに思うようになっていった。
俺はメンタル面でも警察官に向いているのだと思う。
現場に出てからは自分でも成長が早いと感じたし、子どもの頃は真似事だった警察官の仕事が楽しくなった。
そんなある日、今度は俺の祖父が倒れた。病気が発覚し、祖父は無理できない体になった。
しかし、UTUMI警備保障を諦める気はないと鞭打って仕事を続ける祖父の姿に、俺の中で初めて目標というものができる。
祖父の会社を継ぐ。俺の意志は固かった。
UTUMI警備保障を畳ませようとする両親を止めるためにその意志を告げれば、両親は当然のごとく猛反対。いつかの兄と同じことをしてみてやって気づいたのが、この人たちの言いなりになることの窮屈さだ。
両親とも警察官として現役、幹部として警察内部にいるせいで勝手に辞めるわけにもいかなかった。俺の行動が周りにどれだけ迷惑をかけることになるか知れない。
だけど口に出してみれば、何を言われても揺るがなかった。
葬儀以来、凜とは会えていなかった。祖父について行ったお墓参りでも会うことはなかったし、凜に繋がるものはもう無い。
いつかまた会えたら、今度は笑顔を見たい。最後に見たのが泣き顔だったことが、ずっと凜を忘れられない所以だった。
両親との問答は平行線のまま、祖父がなんとか会社を回す状況が続いた。