クールなエリートSPは極悪か溺甘か ~買われた新妻は偽りの旦那様の執愛から逃れられない~
「これくらいはいい? あんまり放っておかれると不安になるの……ダメかな」
「だっ、おま、俺の言った意味がまるで分かってないだろ……」
「分かってるよ? 瑛輔は私が大事なんでしょ?」
「うっ…」

上目遣いはヤバい。やっぱりこいつは何も分かっちゃいない。
本能に任せてこの可愛いのを襲ってしまいたいのを、歯を食いしばって耐えている俺の葛藤を!

男を煽ったらどうなるか知らないのか?どこまでピュアなんだよ、おまえは。

凜はきょとんと俺を見る。

ああ、これは…自分の行動が俺の欲求をこの上なく掻き立てることになってるなんて思いもしないって顔だな。

そこへ廊下に響き渡る文月弟の声。
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