結婚不適合なふたりが夫婦になったら――女嫌いパイロットが鉄壁妻に激甘に!?
少し前に搭載燃料を間違えて以降、細心の注意を払っていただけに、史花は大きなショックを受けていた。
「だけど、ふみちゃんがあんなミスを犯すなんてどうしたんだい?」
「なにを言っても言い訳になるので……」
史花のデジタル署名が入ったフライトプランに大きな間違いがあったのは事実である。真実はどうであれ、結果がそうだったのだから史花の過失だ。
そのせいでコントロールセンターの空気をひどく悪くしてしまった。
「そうか……」
木原が腕組みをして唸る。
「センター長にまでご迷惑をおかけして本当に申し訳ありません。沖山さん、大丈夫でしたでしょうか……」
「まぁなんとか収めてもらったけど、始末書を書かせろと言って聞かなくてね。あの人の厳しさは乗員と乗客を守るためのものだから」
むやみやたらに怒っているわけでないのは十分理解しているつもりだ。
「だけど、ふみちゃんがあんなミスを犯すなんてどうしたんだい?」
「なにを言っても言い訳になるので……」
史花のデジタル署名が入ったフライトプランに大きな間違いがあったのは事実である。真実はどうであれ、結果がそうだったのだから史花の過失だ。
そのせいでコントロールセンターの空気をひどく悪くしてしまった。
「そうか……」
木原が腕組みをして唸る。
「センター長にまでご迷惑をおかけして本当に申し訳ありません。沖山さん、大丈夫でしたでしょうか……」
「まぁなんとか収めてもらったけど、始末書を書かせろと言って聞かなくてね。あの人の厳しさは乗員と乗客を守るためのものだから」
むやみやたらに怒っているわけでないのは十分理解しているつもりだ。