結婚不適合なふたりが夫婦になったら――女嫌いパイロットが鉄壁妻に激甘に!?
 始末書という重い言葉が心にのしかかる。もしかしたらそうなるかもしれないとは思ったが、やはりそうだった。それだけ重大な過ちだったのだから。


「わかりました」


 ここでごねて、木原にこれ以上迷惑はかけられない。
 渋々といった様子で木原が出した始末書を受け取る。


「席で記入してお持ちします」
「悪いね、ふみちゃん」
「いえ、私の過失ですから、センター長はどうかお気になさらないでください」


 深く頭を下げ、デスクに戻った。
< 253 / 294 >

この作品をシェア

pagetop