あなたが運命の番ですか?
マンションへ着き、荷物を運びこんだ後、私たちは荷解きもせずに寝室へ向かった。
ベッドの上で優一郎くんに口付けられた瞬間、私は「ようやく優一郎くんと番になれるのか」と歓喜に震えた。
優一郎くんが大学へ進学した後、私たちは以前よりも会える時間が減ったが、月1でデートはしていた。しかし、それでも寂しかった。
私はこの1年、「早く大人になりたい」と思っていた。
早く大人になって、優一郎くんの番に、家族になりたかったのだ。
そして、今日ようやくそれが叶う。
私は優一郎くんの上に覆い被さりながら、彼の性器を口で愛撫する。それと同時に、優一郎くんも私の性器を舐めてくれている。
優一郎くんのモノは大きくて、私の口には半分も入りきらない。私は彼に気持ち良くなってほしいから、えずきそうになるのを我慢して喉まで咥え、入りきらない根元の部分は手で扱く。
「んん……」
私の性器を愛撫する優一郎くんの舌に、私は思わず身悶える。
優一郎くんに与えられる快楽のせいで、私は自分の口と手の動きが疎かになってしまう。
「気持ちいい?寿々ちゃん」
優一郎くんは愛撫を中断して、私に尋ねる。その時の吐息が敏感な部分に触れて、私はビクッと身体を震わせる。
「んっ……、うん……」
私は咥えたまま返事をする。
「俺も、気持ちいいよ……」
優一郎くんは私を褒めながら、スリスリと私のお尻を撫でる。
私が口で愛撫している時、優一郎くんはいつも私の頭やお尻を撫でて「気持ちいいよ」と褒めてくれる。
優一郎くんの「気持ちいい」という言葉が、私は何よりも嬉しい。
「寿々ちゃん、そろそろ……」
優一郎くんの余裕の無さそうな声を聞いて、私は咥えていたモノを吐き出す。
「うっ……、ゲホ……」
吐き出した瞬間、私は思わず咳き込んでしまった。
「大丈夫?」
私が優一郎くんの上から降りてベッドの上に座り込むと、彼は心配そうに私の背中を摩る。
「ん……、だいじょう、ぶ……」
私は口の周りについた自分の唾液を拭う。
優一郎くんは、優しく私を抱きしめる。
優一郎くんの大きな身体に包まれていると、ドクドクという彼の鼓動が私にも伝わってきた。
もしかして、優一郎くん、興奮してる?それとも、緊張してる?
「寿々ちゃん……」
頭上から、優一郎くんの声が聞こえる。
「チョーカー、外してくれる?」
優一郎くんの真剣な言葉に、私は心臓がドクンと跳ねた。
アルファからオメガへの「チョーカーを外してほしい」は、プロポーズに近い言葉だ。番になる時の決まり文句――。
「もちろん、いいよ」
私は優一郎くんの腕の中で、コクッと頷く。
優一郎くんが腕を解いてくれた後、私はチョーカーの表面に指先をかざす。
人前でチョーカーを外すなんて初めてだから、緊張で手が震えてしまう。
ピピッという機械音と共にチョーカーが外れ、私は外れたチョーカーをサイドテーブルに置いた。
入浴時以外はいつもチョーカーを付けて過ごしているので、外すと首元がスースーして落ち着かない。
私が俯いて正座をしていると、優一郎くんがゴクッと生唾を飲む音が聞こえた。
「……う、うなじを噛みやすいように、四つん這いになってくれるかな?」
心なしか、優一郎くんの声が震えている気がする。
私は言われた通りに、優一郎くんの前で四つん這いになる。
背後では、ガサガサと避妊具の準備をしている音が聞こえてきた。
そして、優一郎くんは左手を私の腰に添え、入り口に自身の性器をあてがう。
「挿れるよ?」
「う、うん……」
優一郎くんは、ゆっくりと私のナカに自身の性器を挿入する。
「あっ……、んん、ぅ……」
下腹部から広がる快楽に身悶える私を、優一郎くんは後ろから抱きしめる。
「ひゃっ――!?」
すると、突然うなじにヌルリとした舌の感触がして、私は身体を震わせた。
「――いくよ?」
うなじに、優一郎くんの生温かい吐息が掛かる。
そして、次の瞬間――。
ガリッ――、と鋭い痛みがうなじに走った。
それと同時に、目の前が真っ白になる。
「あ゛ぁ――ッ!?」
熱い。うなじも、下腹部も――。そして、その熱は徐々に全身へと広がっていく。
心臓がバクバクと壊れそうなくらい激しく鼓動する。
「あっ……、あ゛ぁ――ッ」
すると、突如全身にビリビリと鋭い電流が走り、私は絶叫しながら達した。
「んっ――!?」
そして、優一郎くんは私のうなじに噛みつきながら呻き声を上げる。
優一郎くんはうなじから口を離すと、「ハァ……、ハァ……」と息を切らし始める。
「ごめ……、出しちゃった……」
優一郎くんは申し訳なさそうに、自身を引き抜く。
私はベッドの上に倒れ込み、先ほどの余韻で身体をビクビクと震わせる。
「なに、これ……」
身体が変だ。熱い……。熱が……、疼きが全然収まらない……。まるでヒートの時のような――。
ベッドの上で優一郎くんに口付けられた瞬間、私は「ようやく優一郎くんと番になれるのか」と歓喜に震えた。
優一郎くんが大学へ進学した後、私たちは以前よりも会える時間が減ったが、月1でデートはしていた。しかし、それでも寂しかった。
私はこの1年、「早く大人になりたい」と思っていた。
早く大人になって、優一郎くんの番に、家族になりたかったのだ。
そして、今日ようやくそれが叶う。
私は優一郎くんの上に覆い被さりながら、彼の性器を口で愛撫する。それと同時に、優一郎くんも私の性器を舐めてくれている。
優一郎くんのモノは大きくて、私の口には半分も入りきらない。私は彼に気持ち良くなってほしいから、えずきそうになるのを我慢して喉まで咥え、入りきらない根元の部分は手で扱く。
「んん……」
私の性器を愛撫する優一郎くんの舌に、私は思わず身悶える。
優一郎くんに与えられる快楽のせいで、私は自分の口と手の動きが疎かになってしまう。
「気持ちいい?寿々ちゃん」
優一郎くんは愛撫を中断して、私に尋ねる。その時の吐息が敏感な部分に触れて、私はビクッと身体を震わせる。
「んっ……、うん……」
私は咥えたまま返事をする。
「俺も、気持ちいいよ……」
優一郎くんは私を褒めながら、スリスリと私のお尻を撫でる。
私が口で愛撫している時、優一郎くんはいつも私の頭やお尻を撫でて「気持ちいいよ」と褒めてくれる。
優一郎くんの「気持ちいい」という言葉が、私は何よりも嬉しい。
「寿々ちゃん、そろそろ……」
優一郎くんの余裕の無さそうな声を聞いて、私は咥えていたモノを吐き出す。
「うっ……、ゲホ……」
吐き出した瞬間、私は思わず咳き込んでしまった。
「大丈夫?」
私が優一郎くんの上から降りてベッドの上に座り込むと、彼は心配そうに私の背中を摩る。
「ん……、だいじょう、ぶ……」
私は口の周りについた自分の唾液を拭う。
優一郎くんは、優しく私を抱きしめる。
優一郎くんの大きな身体に包まれていると、ドクドクという彼の鼓動が私にも伝わってきた。
もしかして、優一郎くん、興奮してる?それとも、緊張してる?
「寿々ちゃん……」
頭上から、優一郎くんの声が聞こえる。
「チョーカー、外してくれる?」
優一郎くんの真剣な言葉に、私は心臓がドクンと跳ねた。
アルファからオメガへの「チョーカーを外してほしい」は、プロポーズに近い言葉だ。番になる時の決まり文句――。
「もちろん、いいよ」
私は優一郎くんの腕の中で、コクッと頷く。
優一郎くんが腕を解いてくれた後、私はチョーカーの表面に指先をかざす。
人前でチョーカーを外すなんて初めてだから、緊張で手が震えてしまう。
ピピッという機械音と共にチョーカーが外れ、私は外れたチョーカーをサイドテーブルに置いた。
入浴時以外はいつもチョーカーを付けて過ごしているので、外すと首元がスースーして落ち着かない。
私が俯いて正座をしていると、優一郎くんがゴクッと生唾を飲む音が聞こえた。
「……う、うなじを噛みやすいように、四つん這いになってくれるかな?」
心なしか、優一郎くんの声が震えている気がする。
私は言われた通りに、優一郎くんの前で四つん這いになる。
背後では、ガサガサと避妊具の準備をしている音が聞こえてきた。
そして、優一郎くんは左手を私の腰に添え、入り口に自身の性器をあてがう。
「挿れるよ?」
「う、うん……」
優一郎くんは、ゆっくりと私のナカに自身の性器を挿入する。
「あっ……、んん、ぅ……」
下腹部から広がる快楽に身悶える私を、優一郎くんは後ろから抱きしめる。
「ひゃっ――!?」
すると、突然うなじにヌルリとした舌の感触がして、私は身体を震わせた。
「――いくよ?」
うなじに、優一郎くんの生温かい吐息が掛かる。
そして、次の瞬間――。
ガリッ――、と鋭い痛みがうなじに走った。
それと同時に、目の前が真っ白になる。
「あ゛ぁ――ッ!?」
熱い。うなじも、下腹部も――。そして、その熱は徐々に全身へと広がっていく。
心臓がバクバクと壊れそうなくらい激しく鼓動する。
「あっ……、あ゛ぁ――ッ」
すると、突如全身にビリビリと鋭い電流が走り、私は絶叫しながら達した。
「んっ――!?」
そして、優一郎くんは私のうなじに噛みつきながら呻き声を上げる。
優一郎くんはうなじから口を離すと、「ハァ……、ハァ……」と息を切らし始める。
「ごめ……、出しちゃった……」
優一郎くんは申し訳なさそうに、自身を引き抜く。
私はベッドの上に倒れ込み、先ほどの余韻で身体をビクビクと震わせる。
「なに、これ……」
身体が変だ。熱い……。熱が……、疼きが全然収まらない……。まるでヒートの時のような――。