貴方が結ぶ二重螺旋 ~鋼鉄の敏腕弁護士は遺伝子レベルで彼女を愛す~
「百合花さんの免許証を持ってきていただけたのですか?」
違うとは思いながらも迅は尋ねる。
「違います。百合花のことでご報告がありまして」
英里子は鼻の穴を膨らませて勢い込む。
バッグから数枚の写真を取り出し、ばん! とテーブルに置いた。
「あの子、こんな男漁りをしてるんですよ。こんな娘、嫁に相応しくないでしょう!」
「拝見いたします」
断りを入れて、迅は写真を手にとる。
百合花らしき黒髪の女性と金髪の男がラブホテルに入っていく姿があった。
ほかにも茶髪の男、銀髪の男など、さまざまな男との写真がある。すべて露出度が高く、派手だった。
「こんなに男にだらしないなんて、信じられなーい。有り得ないんですけどぉ」
媚びるように語尾を伸ばしてららかが言う。今日も露出が高い。背中が腰まで大きく開いたトップスは、この法律事務所にはまったくもって不似合いだった。
写真をじっくり見た迅は、無表情のままテーブルに静かに置いた。
「全部偽造ですね」
断言され、英里子は目を剥く。
「失礼な!」
「百合花さんには腕に傷があります。が、この写真の女性には腕に傷がない」
写真の女性の左腕には、確かに傷一つなかった。
「つまり、この写真はららかさんのものですね」
再度の断言に、英里子はららかを見る。
違うとは思いながらも迅は尋ねる。
「違います。百合花のことでご報告がありまして」
英里子は鼻の穴を膨らませて勢い込む。
バッグから数枚の写真を取り出し、ばん! とテーブルに置いた。
「あの子、こんな男漁りをしてるんですよ。こんな娘、嫁に相応しくないでしょう!」
「拝見いたします」
断りを入れて、迅は写真を手にとる。
百合花らしき黒髪の女性と金髪の男がラブホテルに入っていく姿があった。
ほかにも茶髪の男、銀髪の男など、さまざまな男との写真がある。すべて露出度が高く、派手だった。
「こんなに男にだらしないなんて、信じられなーい。有り得ないんですけどぉ」
媚びるように語尾を伸ばしてららかが言う。今日も露出が高い。背中が腰まで大きく開いたトップスは、この法律事務所にはまったくもって不似合いだった。
写真をじっくり見た迅は、無表情のままテーブルに静かに置いた。
「全部偽造ですね」
断言され、英里子は目を剥く。
「失礼な!」
「百合花さんには腕に傷があります。が、この写真の女性には腕に傷がない」
写真の女性の左腕には、確かに傷一つなかった。
「つまり、この写真はららかさんのものですね」
再度の断言に、英里子はららかを見る。