クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
「とりあえず、戻ってきちゃった」

そう言えば飛鳥はフッと笑う。

これまで髭があってよくわからなかったけど、フェイスラインもシュッとしてて、怖いくらいに整ってる。

なんでこんな人が、わざわざこんな私のためにプライベートの時間を費やそうと思ったんだろう。

「乾かすの、大変?」

クルクルと濡れた髪を指で回してそんな事を聞いてくる。

ねえ。

もういろいろやばいんですけど。

「まぁ、時間はかかるかも」

飛鳥はそんな私をジッと見る。
この世の者とは思えないような綺麗な顔で。
なんかオーラが…

「素顔も可愛いな」

なんなの本当に。
私これ、どう処理したらいいの?

そのまま喜んでいいの?
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