クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
「そんな…。見てたよ…ずっと…」

すると私の両手を包む様に手を握られ真剣な顔をする飛鳥。

これまで会ってきた誰よりも眉目秀麗で、魅惑的な黒目がちの瞳に吸い込まれそうになる。

こんな綺麗な瞳をあの分厚い眼鏡の下に隠してたなんて…

「好きだ。里帆と付き合いたい」

こんな真っ直ぐに言ってくれるんだ…

「…うん、私も…」

そう言えばすかさず頭の後ろに手が回り引き寄せられキスをされた。

「今日もフリーズ?」

そう言われてつい笑ってしまう。

ちゃんと恋人としてこの先に進みたい。

私はフルフルと首を横に振る。

するとまたゆっくりと顔が近づいてきて今度は大人のキスを交わす。

舌が口の中に入ってきてお互い絡み合う。

やばい。
なんかいろいろ。

キスだけでなんかもう…

心臓がもたない感じがする。

夢みたいだ。

「んっ…」

クラクラとしてきてダメだ…
気持ち…いい…

恋人にはこんなキスをするの?

実は何度も想像した。

でも、実際にははるかに想像を超えたもので追いつけない。

だってこんな…

口内をくまなく飛鳥の舌で触れられ、つい逃げ越しになる私の舌を捕まえられて離してくれない。
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