クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
〜飛鳥side〜
「それじゃな」
今日も大地の店に行って髪を切ってもらった。
伸びんの早いんだよな俺。
店を出て車を止めている場所まで向かうと俺の車の横で女性が四つん這いになって車の下を覗いていた。
何やってんだ?
この女がこのままだと俺も自分の車に乗れない。
仕方なく話しかける。
「どうかしましたか?」
するとその女は振り返らずに答える。
「これ私の車なんですけど、な、なんか、子猫かな!? 声が聞こえて…。でも姿が見えないの…」
耳を澄ます。
「ニャー、ニャー」
あ、本当だわ。
「ちょっと見せて」
俺も下を覗くがやはり声はするものの姿は見えない。
俺は立ち上がりボンネットを開けると、やっぱり下から入り込んで出れなくなっていた子猫が鳴いていた。
「あ! いた! 良かった! え!? でもどうしよう!」
そう言ってあたふたとし始める女。
そして俺をようやく見上げる。
「ええ!? 先生!?」
女はそう言ってサングラスを外した。
「私です! 稲盛梓!」
げ。
よりによってコイツかよ。
数日前顔合わせで会ったばかりだぞ。
「それじゃな」
今日も大地の店に行って髪を切ってもらった。
伸びんの早いんだよな俺。
店を出て車を止めている場所まで向かうと俺の車の横で女性が四つん這いになって車の下を覗いていた。
何やってんだ?
この女がこのままだと俺も自分の車に乗れない。
仕方なく話しかける。
「どうかしましたか?」
するとその女は振り返らずに答える。
「これ私の車なんですけど、な、なんか、子猫かな!? 声が聞こえて…。でも姿が見えないの…」
耳を澄ます。
「ニャー、ニャー」
あ、本当だわ。
「ちょっと見せて」
俺も下を覗くがやはり声はするものの姿は見えない。
俺は立ち上がりボンネットを開けると、やっぱり下から入り込んで出れなくなっていた子猫が鳴いていた。
「あ! いた! 良かった! え!? でもどうしよう!」
そう言ってあたふたとし始める女。
そして俺をようやく見上げる。
「ええ!? 先生!?」
女はそう言ってサングラスを外した。
「私です! 稲盛梓!」
げ。
よりによってコイツかよ。
数日前顔合わせで会ったばかりだぞ。