クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
「里帆、知佳」

声がした方を振り返る。

「健司!」

知佳が声をあげた。

「おう。久しぶりだな」

「久しぶり、おばさん達も変わりない?」

私も健司に話しかける。

「おい、そこはまず俺だろ。お前、全然帰って来ないんだもんよ」

健司はそう言って笑う。

なんかまた大人っぽくなって逞しくなったみたい。

健司は183センチでやはり見上げないといけない。
飛鳥程ではないけど。

そう思うと飛鳥ってデカいな。

久しぶりに見た健司は、日焼けした肌に黒の髪は全体的に短く切り揃えワックスで流れを作っていて、口元と顎には整えられた髭。

そこにスリーピースのグレーのスーツを着ていた。

「相変わらずだね。夜の男って感じ」

「おい、それ語弊があるぞ」

「ははは!」

健司は、ガードマンをしてる。
警備員ってやつだ。
だから夜も仕事があるわけで。

でもなんかバーテンダーとか、ダンサーとかそっちの雰囲気もあるように見える。

ちなみに今回新郎の道治も健司と同じ会社だ。
同僚ってやつ。
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