クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい


「なんかダンサーとかにいそう。顔も濃いし」

知佳も笑いながら加勢する。

「リズム感ゼロなの知ってんだろ。外で仕事あると日焼けすんだよ」

「ははは! 音痴だしね」

「うるせーな。里帆は? 変わらず?」

「変わらず」

「そうか」

健司は白い歯をニッと出して私を見下ろし笑った。

その後待ちに待った新郎新婦の道治と奈月が現れ幸せそうな二人になんだか頬が緩みっぱなしになってしまう。

挙式も終わっていよいよナイトガーデンパーティーになる。

シェフが高級食材を使用してBBQを出してくれたり、バーテンダーが美味しいドリンクを用意してくれたりと賑やかだ。

しかも道治の会社の人達が健司も含めて急に仕事の時に着ているごっつい制服姿で現れたかと思えば、演武が行われたりスタントマンみたいになんかアクロバティックな事をしたりして会場は大盛り上がり。

一方奈月は交響楽団に入っている事もあって、そっちのメンバーが集まり大自然の中見事なオーケストラの演奏を披露してくれた。
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