クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
「ちなみに家も神楽コーポレーションで建てた」
「そうだったんだ! めっちゃオシャレだよね」
今となってはあのだだっ広い家に一人でいる事が実は寂しく思ってるなんて、里帆と出会う前には想像もしていなかった。
シンと静かな空間で過ごすのが心地良かったはずなのに。
今はその静けさが無性に寂しさを募るものになった。
本当は今日だってこのまま俺の家に連れて帰りたい。
先日里帆が稲盛梓からパーティーに連れ去られて、東雲流星と並ぶ里帆を見てからお互いの気持ちを確かめ合ったとはいえ、余計に里帆への想いは大きくなって、タガが外れてしまった。
こっちで待ってると言ってたのに結局待てずに追いかけて。
追いかけたら追いかけたで、幼馴染に告白されてるし。
無意識のうちに人を寄せ付けてしまう里帆から本当に目が離せない。