クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
「んっ…」

そしてすかさず引き寄せ俺は里帆にキスを落とす。

「お帰り」

「ただいま」

顔と顔を寄せ合い微笑み合う。

こうして毎日ここで当たり前に二人で過ごしたい。

里帆の手を取りホールを抜けて階段を登って一度ソファに座ると、里帆を俺の上に向き合うように乗せた。

そしてどちらからともなくまたキスを交わす。

「ねぇねぇ」

「ん?」

「飛鳥は猫派? 犬派?」

なんだよ急に。
コイツはいつも唐突だ。

「里帆派」

「ちーがーうー!」

「ククククッ。お前は?」

俺は正直、どっちも派だ。

「私? どっちも派ー!」

「ははっ」

まさかの同じだった事に笑ってしまう。

「俺も」

もし里帆がこの家に来てくれる日が来たとしたら、絶対両方飼うわ。

俺は勝手に決めた。
< 228 / 313 >

この作品をシェア

pagetop