クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
「うん! 最高! 二人ともありがとう!」
二人はそんな私を見て嬉しそうに笑う。
そして健司はどこか真剣な顔をする。
「里帆。その…飛鳥さんとは…」
「健司…」
「あっ…、わ、私、ちょっとだけ外そうか?」
知佳が気を使う。
たぶん健司からいろいろ話を聞いたんだろう。
「ううん。知佳も聞いて。私、これまで散々な付き合いしかしてこなかったけど…。飛鳥は他の誰とも違うの。その…、無意識にしっかりしないとと思って私が、飛鳥の前では甘えられるというか…」
「里帆…」
健司は真剣な顔で瞳を揺らす。
知佳も静かに聞いている。
「だからね、私は飛鳥とこの先もずっと一緒にいたいって思ってる」
健司は目を大きく開いた。
「私に自信を持たせてくれて、私を愛してくれてる。だから…、誰になんと言われようと飛鳥が側にいてくれる限り、私は離れない」
ごめんね健司。