クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい


「いたっ! 痛いって!」

「ははは! 幸せになれよ」

健司…

私が笑ってる事で健司が笑ってくれるなら…

「うん!」

私はとびきりの笑顔を二人に見せれば、二人はどこか安心したように微笑み返してくれた。

きっといろいろ心配してここまで来てくれたんだろう。

確かに飛鳥は見ての通り眉目秀麗で、小説家としても群を抜いてるし、実家だってもの凄い家柄でごく普通の私には見合ってない。

でも、この気持ちは本物だと思ってる。

あんな素敵な彼が私を選んだなら、私は信じてついて行きたいと思えるようになった。

何度も何度も愛を捧ぐ彼を、私は信じる。

その時知佳のお腹の虫が派手に叫んだ。

私たちはお互い顔を見合わせる。

「「「だっはははは!」」」

そして一瞬の間の後、三人で爆笑した。

「ご飯、どこかで食べよう?」

こんなタイミングで腹の虫を鳴かせた知佳がおかしくて、涙ながらにご飯に誘う。

「そうしよう! 何にする?」

そしてまた三人顔を見合わせた。

「「「焼き肉食べ放題!」」」

あははっ!
だよねー、それしか勝たん。

「よし! しゅっぱーつ!」
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