クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
「はぁー。どういう状況?」
飛鳥は私を見る。
「なんかね、来た」
「は?」
あ、説明が短すぎた。
そんな私に見かねた知佳が話し出す。
「飛鳥さん! 初めまして。私、知佳って言います! ほら、今日里帆誕生日だから私たちお祝いしに勝手に押しかけたんですー! いや噂はかねがね…、見事なイケメンぶりで」
「飛鳥さん。俺、綺麗さっぱり振られたんで! マジで里帆の事頼みますよ? 里帆、飛鳥さんと離れたくないーって駄々までこねて」
知佳と健司が言いたい放題だ。
駄々はこねてないぞ健司。
誇張しちゃってるぞ。
「そうなのか?」
まぁ、離れたくないってのは嘘じゃない。
「へへへ」
私は飛鳥を見て笑うと飛鳥はフッと笑った。