クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
「あのぉー、それなんすけどー」

健司はニヤニヤしながら飛鳥を見る。

まさか…

「飛鳥さんち、泊めてもらえません?」

ほんっとに図々しい奴め!

「バッカじゃないの!? 無理に決まってんでしょ!」

私はすかさず健司にツッコミを入れる。

「いや、急だったもんで、へへへ。な?」

そう言って知佳を共犯者にする健司。
本当呆れる。

そりゃサプライズでわざわざ誕生日のお祝いをしに来てくれたのは物凄く嬉しいけども?

私はとりあえずビールをグビグビ飲む。

「いいよ」

すると飛鳥がまさかのオッケーを出した。

「ブーーー! 本気!?」

私は驚きの飛鳥を見たままビールを盛大に噴き出してしまい、飛鳥は綺麗な顔面でそれを受け止めた。

「ああ。別に構わないよ」

飛鳥は何事もなかったようにおしぼりを手に取り顔を拭く。
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