クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
「おっしゃ! それじゃ早速飛鳥さんちに行って飲み直しましょう! だと飛鳥さんも飲めるっすもんね?」

「そうだな。それじゃ行こうか」

私と知佳はあっけらかんとしてしまう。

まずさ、別にいいんだけど健司の切り替えの速さに驚きよ。

ほんでもって飛鳥と何気に仲良くなっちゃってんじゃん?

飛鳥も飛鳥だ。

いいわけ?

結局何も言えないまま飛鳥がスマートにみんなの分までお会計を済ませてしまい、私たちは飛鳥が車を止めた駐車場まで着いて行く。

「おお! かっけぇ! ベ◯ツじゃないっすか! この無骨感たまんないっすよねー! マットブラックっつうのがギラついてなくてまた良いっすわ」

健司はすっかり飛鳥に懐いて肩を組んで騒いでいる。

飛鳥もよく嫌がらずにあんな酔っ払いの相手出来るな本当に。

そして私の車はそのままにして、皆んなで四駆に乗り込んだ。
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