クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
「あの…、飛鳥のご両親はどんな人?」

「気になる?」

ニヤっと笑う飛鳥。

「そ、そりゃ気になるでしょ」

「今度紹介する」

スッと手が伸びてきて頭を撫でられそのまま頬をスルッと親指の腹で撫でられる。

その手に頬擦りすれば、口に指が入れられ妖艶な顔付きの飛鳥から目が離せなくなってしまった。

「どうした、そんな顔して」

私の舌を掴んでそんな事を聞いてくる。
答えたくても無理なのに…

「それで睨んでるつもりか?」

そう言ってクスクス笑う飛鳥。
なんて人だ。

「んっ…」

そのまま何も言えずに飛鳥を見ていればスルッと口から指が抜かれる。

サンセットの光に当てられたその顔は魅惑的で、私を見つめるその甘い眼差しはいつだって私を釘付けにしてしまう。
< 253 / 313 >

この作品をシェア

pagetop