クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
「飛鳥。その色気なんとかして」

「ククっ、そう言われてもな」

そう言ってイチゴを食べる飛鳥。

おいおい。
イチゴ食べてるだけだぞ。

なんでそんなにカッコいいわけ?

「里帆はわかってないな」

「何が?」

「お前のその目」

「え? 目?」

「ああ。俺を無意識に煽ってる」

へ!?

スッと立ち上がって私の座る椅子の隣に腰を下ろす飛鳥。

長い足を組んでテーブルに肘を付いて、もう片方の手で私の髪を一房クルクルと指に巻き付け弄びながら顔を覗かれる。

なんだか獰猛な野獣に気に入られてしまった動物にでもなった気分だ。

私は知らないふりをしながらフルーツを食べる。

「可愛い。耳が赤くなってる」

ぐはっ!

このワードの破壊力を分かって言ってるのだろうか。
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