クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
「誕生日、おめでとう」

「え!? 嘘…、また!?」

だって飛鳥からはちゃんと誕生日の日にプレゼントを貰ったのに。

めちゃくちゃ可愛いハンドバッグ。
とても自分じゃ買えないようなやつ。

「ああ。開けてみて」

私は包みを丁寧に剥がし、箱の蓋を開ける。

「可愛いっ!」

そこには一粒のダイヤのネックレスが輝きを放っていた。

飛鳥は私の手からそっとネックレスを取ると、首に付けてくれた。

「似合ってる」

「ありがとう…」

なんだかもらってばかりだ。

「男が女にネックレスをプレゼントする意味知ってるか?」

…知ってる。

「ずっと一緒にいたい。離したくない」

飛鳥は私を見つめながらその意味を言葉にする。

「あと他にも…」

そう言ってスーッとネックレスに触れる飛鳥。

独占欲、束縛…

「首輪?」

私がそう聞けば飛鳥はフッと笑う。
< 256 / 313 >

この作品をシェア

pagetop