クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
海と繋がるようにヴィラに設置されたインフィニティプールに移動して、水着を着てまたのんびりと過ごす。

水面が海と空と繋がってるみたいでこの世のものじゃないみたい。

プカプカと浮かぶベッドに寝転んで、優雅に泳ぐ飛鳥を見る。

いつ見ても見事な身体つきだな。

見事なのはそれだけじゃないけど。

髪が濡れてトップにかかったパーマがクルクルになってるのがまたワイルドだ。

「飛鳥さ、芸能事務所とかからスカウトされなかったの?」

「なんで?」

「カッコいいから」

「はは。されたな。でも一切興味なくて断ってた」

やっぱりされてたんだ。

「見た目だけを見て近づいて来る奴は好きじゃない」

「だからボサボサにしてたの?」

そういえばちゃんと聞いた事なかったな。

「ククククッ、ああ。手っ取り早いだろ? 人の本質を見抜くのに」

「はは!」

「今は里帆がいるから」

「ん?」

「お前の隣りでボサボサにはしてられないだろ?」

「そんな事思ってたの? ボサボサでもカッコ良さは隠せてなかったよ?」
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