クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
「出来たよー!」
飛鳥の元へと向かえばそこにはブラックの光沢のあるスーツをビシッと着こなした紳士な飛鳥が私を待っていた。
あまりの美しさに息を飲む。
男性を美しいと心から思うのなんて飛鳥くらいだ。
「里帆」
私は呼ばれるがまま飛鳥を見つめ前へ進む。
「綺麗だ。とても似合ってる」
そう言って私の腰を引き寄せこめかみにキスが落とされた。
「飛鳥も…とても素敵。見惚れちゃう…」
「そりゃ光栄だ。さ、行こう」
エスコートされながら用意されたクルーズ船に乗り込む。
「貸し切り!?」
「もちろん」
「すごっ!」
「ククっ、足元気をつけて」
そしてテーブル席に座って食事を取り、開放的な空間で優雅な時間を過ごす。
「楽しいか?」
「とっても。贅沢過ぎるよ。本当にありがとう」
こんなに至れり尽くせりで。
「良かった」
私を見つめる瞳は甘くて、見ているだけで溶けてしまいそう。