クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
その後俺はその婚姻届を持って里帆の両親が営む小料理屋まで向かうために飛行機に乗った。
「いらっしゃ…、飛鳥くん!」
店に入るとさっそく里帆の母親が出迎えてくれた。
「こんにちは。急にすみません」
「なぁに、いいのよ! 待ってたのよ? あなたー!」
すると呼ばれた親父さんもヒョイっと顔を出した。
「おお、来たか」
持って来た婚姻届を差し出す。
「里帆さんと結婚させて下さい」
俺はそう言って頭を下げる。
「里帆を頼みます。幸せにしてやってくれ」
「必ず」
俺はしっかりと二人の目を見ながらその覚悟がある事を伝えた。
「この店の事もありがとう。でも里帆と飛鳥君は気にせず向こうで暮らしなさい」
「いいんですか?」
「ああ。里帆を伊集院にしてやってくれ」
実は里帆と前回この店に来た時に、里帆が席を外した際に俺は結婚する意思がある事や、里帆は一人娘で俺は三兄弟の次男ともあって婿入りの話もしていた。
そしてこの店も里帆と継ぐ話しをもししているならその時はもちろん一緒に移り住む意思もあると。
小説はどこでも書ける。