クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
相変わらずボサボサの頭で、髪は顔にかかっていて髭も伸びてる。
眼鏡も分厚いし。
でもやっぱりこうしてみると、スタイルは良いし、声もいいときた。
いかん。
「そ、それじゃこれでまた何か作ります! ほら今日校正の原稿持ってきましたし、先生は直しに取り掛かって下さい」
そう言って先生に持ってきた原稿を渡す。
「いいのに」
その時先生の手が触れ、目が行く。
手、でっか!
指なっが!
「先生、身長いくつですか?」
「んー、186だったか?」
いや私に聞かれても。
「大きいですね」
「中村さんは? あ、けむいな。悪い」
そう言ってタバコを消す先生。
私が勝手にタバコを吸う先生の近くに行ったのに。