クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい


相変わらずボサボサの頭で、髪は顔にかかっていて髭も伸びてる。

眼鏡も分厚いし。

でもやっぱりこうしてみると、スタイルは良いし、声もいいときた。

いかん。

「そ、それじゃこれでまた何か作ります! ほら今日校正の原稿持ってきましたし、先生は直しに取り掛かって下さい」

そう言って先生に持ってきた原稿を渡す。

「いいのに」

その時先生の手が触れ、目が行く。

手、でっか!
指なっが!

「先生、身長いくつですか?」

「んー、186だったか?」

いや私に聞かれても。

「大きいですね」

「中村さんは? あ、けむいな。悪い」

そう言ってタバコを消す先生。
私が勝手にタバコを吸う先生の近くに行ったのに。
< 27 / 313 >

この作品をシェア

pagetop