クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
適当に遊んできた俺は前戯なんかもそれは適当だった。

こんな風に相手の反応を見て、悦ぶ所に触れたくて、俺で感じる姿を見てさらに愛しさが増すなんて里帆と身体を重ねるまでは知らなかった感情だ。

俺はいつものように箱に手を伸ばして袋を取り出そうとすれば里帆にその手を掴まれた。

「里帆? まだか?」

里帆は首を横に振る。

え…
まさか…

そのままで?

「いいのか?」

俺は嬉しいばかりだが。
いずれは里帆との子供が欲しい。

「いい…」

「里帆…愛してる」

俺は神聖な場所に入るようにそのままゆっくりと腰を沈めた。

「ヤバいな…蕩けそうだ」

「凄いっ…」

「里帆も違う?」

「全然違う…」

密着度がこんなにも…

二人の間に隔てた物がなく、初めて本当に繋がった感覚に少しでも気を抜けば持っていかれそうなくらいだ。
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