クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
「ええ。坊ちゃんから話は伺っておりましたよ。ようやくお会い出来て嬉しく思っております」

なんて素敵な人なの。

飛鳥を見上げれば少し照れ臭そうに鼻をポリポリしている。

ははは。

「ほら、行くぞ」

飛鳥に背中を押されて家の中に入る。

にしてもシャンデリアに大理石の床、一面が白亜の世界で本当にお城みたいだ。

すげー。

でもこうして見ると、飛鳥の家も相当広いよね。

そして観音開きになった扉を開けて進むとリビングになっていて、それは見目麗しい女性と、飛鳥に似た眉目秀麗な男性が笑顔で出迎えてくれた。

「いらっしゃい。待ってたよ」

うわ。
声まで似てる!

間違いなくお父様だ。

「親父、お袋、紹介する。妻になる里帆だ」

飛鳥は両親に私を紹介してくれる。

「里帆、俺の親父とお袋だよ」

そう言って飛鳥は両親の事をいつもの優しい笑顔で紹介してくれた。
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