クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい


するとその横で飛鳥がお皿にお刺身など取り分けてくれた物をスッと渡してくれる。

「ありがとう」

ちゃんと私の好きなサーモンが多めにとってあって笑ってしまう。

飛鳥はそんな私を見てフッといつものように笑った。

「あんたますます父親に似て来たわね」

「知らん」

「里帆ちゃん。飛鳥がね、三兄弟の中で一番父親に似てるのよ。遺伝子って怖いわよねー、クローンみたいだわ」

クローンて。
お母様は天真爛漫で本当に話していて楽しいな。

「ねぇねぇ里帆ちゃん。今度私とお買い物行きましょうよ!」

「はい! 是非」

「なら俺も行く」

飛鳥が横から口を挟む。

「何でよ、邪魔しないでちょうだい」

なんて言ってお母様は飛鳥を睨む。
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