クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
私は気を取り直して早速調理に取り掛かる。

まずはカレー。

次にハンバーグ。
ハンバーグは焼いて冷凍だ。
ソースはトマトソースにする。

こないだお気に召した生姜焼きと肉じゃがも作る。

あとは青椒肉絲にブリの照り焼き。

きんぴらごぼうと塩だれのキャベツ、もやしのナムルに、玉ねぎのマリネと無限ピーマン。

あとはペンネのアラビアータ。
つくねの甘辛く味付けしたやつ。
これも冷凍しちまえ。

それから鶏そぼろと味付け卵。

こんなもんか?

もう良くわからん!

とにかく料理が出来る女でよかった。

ふぅ…

「先生、それじゃ来週また来ます」

「あ、ああ。ありがとう」

先生は顔を上げてこちらを見る。
表情は良く見えない。

「い、いえ。あの、冷凍したのもあるので適当に温めて食べて下さいね」

「わかった」

そう言って見送ろうとしてくれてるのか立ちあがろうとする。

「いいです! ここで」

「いや…」

「いや本当に。それじゃ、失礼します」

「気をつけて帰れよ」

「はい。ありがとうございます」
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