クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
心地良かったんだ…

そんな風に思いながらソファで作業していたなんてさっぱり分からなかった。

この人、こういう文章だとちゃんと話せるのか?

"お仕事の邪魔にならなくて良かったです"

またすぐに返事が来た。
やっぱり堅いやつね。

"君を邪魔だと思った事はない"

え…

てっきり堅いバージョンかと思ったのに。

だーかーらー!

なんっでいっつも急にぶっ込んで来る!?

勝手に掃除をした時は邪魔そうだったじゃないか!
あれはまだ心を開く前だったからって事?

ご飯作ったら懐いた?

"掃除はご自分でされたんですか?"

私はつい話題を変えてしまう。

"ハウスキーパー"

へ?
ハウスキーパーいたの?

"んじゃなんであんなに散らかってたんですか"

"校正前は家に誰も入れたくない"

んん!?

いや私ガシガシ入って行ってたがな!

だから嫌そうだったの?
でも鍵開いてたし…

"そうとも知らずに申し訳ありませんでした"

"君はいい"

ぐぁっ!
急にやめてくれー。

理解出来ないとか言ってたじゃん。

どれが本当の先生なんだろう…
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