クールな天才作家は彼女を激愛で溶かしたい
夜はライトアップされてこれまた幻想的におしゃれな家がまた違う表情をして佇んで見える。

本当違和感だらけだわ。

車だってなんだかセンスの良い高級車が並んでるし。

預かったキーで中に入る。

「先生ー! 中村でーす! お邪魔しまーす!」

玄関でいつも通り叫ぶ。
ドキドキしてる。

「お疲れ」

するとゆっくりと下りてきた先生は、また短い返事をして買って来た袋を持って二階に上がって行く。

「お疲れ様です!」

私も先生の後ろに続いて登った。

この階段もいちいちおしゃれだ本当に。
所々に芸術的なアートとか、無骨な古木のオブジェとかも飾られてるしさ。

家具も家電もおしゃれなんだよなー。
なんかセンス抜群なんだよなー。

「車、中村さんの?」

そう言って窓の外を見る先生。

あ、そこから見えたのね。

「はいっ!」

「通勤、車なんだ」

「そうですよ」

そしてキッチンに立ってまた音速並みの速さで調理していく。

先生はまたソファに座って長い脚を組み、何かの本を読みながらPCに向かっている。

もう新しい仕事してるのかな。
< 42 / 313 >

この作品をシェア

pagetop